〜 いい家はいい人生を送れる家 〜

     

平成29年3月24日 東京会場
講師 住育研究家 竹島 靖 氏
会 場  CROSSCOOP青山 セミナールーム
参加人数 28名

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家族が100あれば、100通りの「いい家」が存在します。
賃貸か持ち家か、集合住宅か一戸建てか。
さまざまな住まいの形態や家族ごとにふさわしい広さや間取り、設備があります。
どんな住まいでどんな生活をしたいのか?それには数多くの選択肢があり、
絶対的な正解はありません。

私は「引っ越しを19回」しています。
そこで大事なのは「消費者が賢くなること、勉強すること」だと思い知りました。
業界は変わらないです。しかし消費者を変えることができる。
そう考えて「住育のすすめ」という本を書きました。

総務省のデーターでは家は平均30年しか持たないが、35年のローンを組む時代です。
家は手放してもローンはついてくる、おかしいと思いませんか?
その上。空き家は増えるて800万棟。

極端な表現かもしれませんが
「ロクな家はない、マシな家はある」と私は信じています。

そのマシな家は「家歴書のある家」です。
車に「車検書」があって家に「家歴書」がないのは間違っています。
その家が「安心・安全」かは「家歴書」がないとわかるはずありません。
来年からやっと「インスペクション」の義務化が始まるようです。
「インスペクション」の義務化にプラスして、優良既存住宅認定制度をつくります。
銀行も、いい家は30年経過しても担保価値として評価します。
4兆円ほどの既存住宅市場の規模を2025年までに倍に増やすそうです。

既にマンションでは中古マンション契約戸数が、
新築マンション新規販売戸数を上回っている時代。
消費者が「住教育」を学ぶことで選択幅が広がり、
幸せな生活をてに入れることができる時代が近づいています。