海外の住宅の価値

     

日本の住宅の価値は年々落ちるが
海外の住宅の価値は下がらない・・・
その理由が「少し」解ってきました。

カナダで見てきた現実


1、貯蓄はしない文化
教育費・老後心配ないので貯蓄は不要
では・・・何を資産にするの?

2、家を持つ文化
休みが多いので家のメンテナンスを自分でする
とにかく「自分の家」を大事にします。

3、住み替えをする文化
移住者に借りて頂き収入家賃でまた家を買う
なんたって「引っ越し平均回数20回」の国です。世帯の変化に合わせて簡単に引っ越し決断します。

4、工期が長い
働かない、冬が長いので住宅の工期が長い
昨年建ててた家が「やっと完工」してました。
リフォームなら自分でやるので簡単。

5、庭付きの住宅が欲しい
庭の手入れをする「芝刈り機」また「バーベキューセット」
庭に置く「椅子」など・・・バンバン売れています。

人口は増えているから「家は増えても問題ない」はずですが
新築着工は今年24万戸ですから
「リフォームで貸し出ししている」のも増えているのは納得です。

家の価値が下がらない理由は
1、家を大事にする文化
2、資産は「家」と考える文化(土地だけでなく家も同等)
3、リーフォーム(特に水周り)は頻繁に交換。
4、人口が増えている
5、何より「家を楽しむ文化」がある

国も「貯金しても損だよ!家は財産だよ」との施策です。
まあ「だからサブプライムみたいな問題」もおきたのでしょうが・・・ね。
(一括返済も簡単にできるそうですが・・)