平成の大工棟梁を10年掛けて

     

「大工さん」の世界では・・・

最近はスマホで欲しい工具を

インターネットで注文する大工さんが増えているそうです。

工事現場の住所を伝えると現場に届き、ホームセンターよりも安いらしい。

もちろん大工道具屋(金物屋)さんより安いらしい

また、

仕事が少なくて廃業した大工さんが、電動工具をオークションで出していて

中古がとても安く手に入るようです。

ハウスメーカーの仕事はほとんど組み立てですから、

ほとんど工具が要りません。

かなづちと電動ドライバーさえあればOKです。

組み立てハウスとは味気ない話ですが、これが現実です。

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そんな中、腕で勝負される棟梁大工さんもおられます。

そんな人を「時代に逆向して応援したい!!」そう考えて

「大工棟梁の育成」への挑戦をスタートさせました。

「古民家再生」には大工棟梁が必要不可欠ですし、

「持続可能な循環型建築社会の創造」には大工棟梁は欠かせません。

この事業は「住育委員会」と同じく「10年かけてやろう」と考えています。

3年目に入った国土交通省に「理解を示して」頂いた「再築基準」は

国土交通省が認めて頂くまで6年くらいは掛かると考えてスタートしました。

「大工棟梁を育てるコト」は10年くらい掛けてやる事業です。