【幸せ】という資産

     

10月19日 【住育の日】 です。
住まいの大事なコト・・・・なんだと思いますか?

デザイン?構造?機能性?価格?確かに大事なコトです。
しかしその前に大事なコトがある気がします

日本人は「土地に価値を求めて家を消費材」として考えます。
ですから「不動産」は土地のイメージが有り
「消費税」も土地には掛かりませんが、家には掛かります。

資産価値としては「固定資産税上」から言うと
坪単価100万円で建てても、坪単価25万円で建てても
大事に自分でメンテナンスしながら住んでも約25年で「ゼロ査定」でとなります。

ですから住宅の対応年年数が同じ木造住宅でも

・イギリス約140年

・アメリカ約70年

・日本約30年

の理由は「意識の問題」が大きいのだと思います。
日本の住宅だけが長持ちしない理由は見当たりません。
日本は湿気が多いから・・・と言われる方いらっしゃいますが
戦前の日本の住宅寿命が70年と言われてますから(実際古民家は長持ちしています)
少し的外れなことを言われていると思います。

木は経年変化で強度を増しますから
木造住宅はメンテナンスを繰り返せばコンクリート住宅よりは長持ちします。

私は「住育」で消費者がそのようなこと学んで(上記の話はその一部ですが)
人生の最大の買い物でする「住宅」のホントの大事なコトを知り
いい資産を手に入れて欲しいと考えています。

私の考えるいい資産とは「お金の資産」ではなく「幸せという資産」です。

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「住育」は消費者が「最大の買い物の自己防衛」の為の学びです。
「食育」と共に大事なコトだと思っています。