「家に居ながら熱中症で亡くなる」を考える

     

コロナ対策については、まだ確実なものがなく世界中が右往左往しています。
そんな中、熱中症の被害の方が多くなっています。
熱中症による死者は7~8月で114人そのうちの3割が夜中発症で9割が屋内、
そのうち8割がエアコンを使っていないとのことです。

家に居ながら熱中症で亡くなるなんて考えにくいことです。
エアコンで対策するしかない今の住環境の在り方にも いささか疑問を感じます。
昔は電気がありませんでした。
電気が無くてもある程度対応できるようにすることも必要なのだと思います。
勿論今の時代電機は必要不可欠です。
しかし100%頼るのもいかがなものかと思います。

その対応策に「古民家」が有効かもしれません。
日本の夏過ごしやすい工夫がなされた住宅の見直しです。

高気密高断熱は快適かもしれませんが、電気を使うなど人工の力が必要です。
自然に頼ることが出来る方が良いと思います。
これからの住宅のあり方変わってくるように思います。

(古民家再生協会 杉本事務局長のメールより)