【モノ】と【コト】

     

昨日は恒例の「古材倉庫グループ」伊太祁曽神社での古材のお清めの儀式

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多くの方にご参加頂きました。
「木を扱う方なら一度は行かなくてなない」木の神様=伊太祁曽

今残っている日本の最古の歴史書とされるのが「日本書紀」です。
素盞嗚尊は五十猛命をともない、新羅の曽尸茂梨(ソシモリ)に天降ったとされています。

素盞嗚尊が言うのは「韓郷の島には金銀がある。
もしわが子の治める国に、舟がなかったらよくないだろう」と。
そこで鬢を抜いて杉、胸毛から檜、尻毛から槙、眉毛を樟となしたとあります

素盞嗚尊は木々の用途として杉と樟は船、檜は宮、槙は寝棺を造るのに良いされ、
そのために木種を播こうと申され、
その子の五十猛神,大屋都比売,都麻都比売 の三柱の神がよく木種を播きました。

五十猛神は「紀伊の国にお祀りしてある」と記載されています。
ここに大屋都比売,都麻都比売の女神が出てきます。五十猛命の妹神とされています。
伊太祁曽神社の本殿の左右の脇宮に祀られている神様です。

まだ行かれたことの無い方・・・
是非一度参拝され宮司・禰宜のお話を聞いてみられることお勧めします。

家づくりの考え方が変わってくると思います。
【モノ】より【コト】の大切さ・・・
【文明】も大事だが【文化】はもっと大事ということを・・・。