国産木材の利用拡大へ

     

「国産材利用住宅」よくこのような宣伝を見ます。
また
「オール檜住宅」のフレーズも高級住宅で見受けられます。

この場合の多くは
・桁は別で柱だけそうだったり
・無垢ではなく集成木材を使ったり    します。
それは何故か?

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日本の木材は
3Mもしくは4Mで切り出されるケースがほとんどです。
これは日本の山林道の広さにあります。
長尺物は出しにくい現実があります。

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柱の多くは4M以下ですから問題ありませんが
多くの桁は4M以上の長尺物が必要です。
ですから「外国産の木材を使う」ことになります。

昔の大工さんはどうしていたのか?
継手をしていました(台持ち継など)
3Mと4Mを継いで6Mにしていました。
今の時代もそうしないと「国産木材の利用は増えない」のです。

しかし
ながら「プレカット」(機械でのきざみ)が多くなり
長尺物でしか家づくりが出来なくなったのです。

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ならば・・・「手きざみの工場を作る」
【ハンドプレカット工場】を作りたいと思います。
これは「日本の木材を多く使うこと」 につながります。
それには「大工さんの技術が必要不可欠」です。
「平成の大工棟梁」を育てていきます。