防災の日

     

今日9月1日は【防災の日】
1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだものです。

また、例年8月31日〜9月1日付近は、
台風の襲来が多いとされる二百十日にあたり、
「災害への備えを怠らないように」との戒めも込められているそうです。

「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、
 広く国民が台風高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、
 これに対処する心構えを準備する」  こととし、毎年9月1日を中心として
1週間を防災週間として、様々な国民運動が行われます。

私たちの業界では「防災」と言えば「地震=耐震」
「古民家=伝統構法」の耐震化を積極的に進めています。

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古民家は建築基準法制定以前の建物であり、
当然現在の建築基準法には適合していない既存不適格建物であり、
移住定住や改修を行う場合には現在の建築基準法への適合が求められています。

古民家の伝統構法は
現在の住宅のような耐震的な考え方に基づいた耐震の考え方ではなく、
地震が発生した際に大きくゆっくり揺れて地震の力を逃す免震的構造とされ、
現在の建築基準法に合わせることは非効率であり、

また古民家の耐震性の高さは
そもそも幾度かの地震に耐えてきたという実績が物語っています。
「動的耐震診断」を世の中の常識にする・・・古民家に安全と安心を・・・・
行政にしっかりお願いして、民間で責任持って、
古民家を守り活かしていきたいと思います。