古民家は「木と土」の文化

     

昔から古民家には「土壁」でした。
高温多湿の日本では、
夏涼しく湿度管理をしてくれる「土壁」は最適でその利用は当たり前でした。
土壁は再利用出来る「エコな素材」です。
古民家再生ブームであまり注目されない大切なことを知って頂きたい・・・
120年前の古民家の「土壁を再利用する過程」を見て頂ける企画が
宮崎で開催されます。
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第1回目は
長屋門を解体するにあたり土壁、土葺き瓦の土を採取し
築120年の母屋に張られた近代的なサイディング壁を撤去し
採取した土壁の原型を取り戻す流れの中で
土を採取し、新たに藁、水を混入し、発酵させる工程となります。
多くの地域の方にもその作業工程に参加頂き、
先人の知恵を知って頂き、簡単には廃棄することなく
出来る限り再利用する大切さを知って頂きたいと思います。
(11月17日開催予定)

第2回目は木舞竹を編み荒壁を塗る作業に参加頂く予定です。