【伝統防除技士】

     

一般社団法人伝統建築防腐防虫対策機構(永嶺理事長)主催、第1回目の【伝統防除技士】講習

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これから「シロアリ駆除」の常識は変わるのだと感じます。

現在の「シロアリ駆除」の方法は「薬剤を撒く」。
「シロアリ屋」さんの薬を散布するときの服装を見ると
(完全防備でマスクとゴーグル)身体に良くないのは予想がつきます。

先人達の知恵から学ぶ・・・昔は「シロアリ対策」はどうしていたのでしょうか?

昔は「畳干し」というのが「年2回」ありました。
そこで床下の環境チェックもしていたのです。
板の床の場合は、床下が高くいつでも見ることが出来る作りでした。
すなわち「調査・予防」していたのです。

「強い薬で5年間そのままでも大丈夫」がいいか

「最低1年に1回は調査して予防に努める」がいいか・・・。

「家の長寿命化」へ「先人達の知恵から学ぶ」ことが大事だと思います。
その上で現在の最新の技術を組み込むことだと思います。

「市場創造へ先人達の知恵を学ぶ」

そう言えば「東京スカイツリー」も「法隆寺の免震技術」が活かされたそうです。 

数年後には現在シロアリの駆除に使用されている
ネオニコチノイド系薬剤」は全面使用禁止になることは確実です。
(海外主要国では使用禁止に指定されています)

古民家鑑定士がその学びから住宅の「長寿命化へ」
「持続可能な循環型建築」を引っ張っています。

消費者に「床下等の安全と安心」を提供するならば
その答えが【伝統防除技士】に有ると思います。

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