伝統工法住宅を活かす

     

今年最初の「伝統再築士」講習&試験を大阪にて開催させて頂きました
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伝統工法住宅をリフォームするには必須の資格です。
今年は「中古住宅流通」「中古住宅の民泊活用」など
住宅の中でも古民家は注目を浴びます。

国は中古一戸建て市場活性化に
耐震性などで新築住宅並みの厳しい認定基準を設けたうえで、
優良物件だけを売る業者に国が「お墨付き」を与え、
消費者が安心して中古住宅を買えるとする制度が来年度から導入します。
「伝統工法住宅」の基準は「再築基準しかない」現実からこれから注目です。

「空き家」利活用も注目です。
16年税制改正大綱には、
親などから相続した空き家や土地を売却した場合に
税負担を軽くする制度の新設が盛り込まれました。
相続後3年以内に取り壊しや耐震リフォームをし、
建物や土地を売却した場合に譲渡所得から3000万円を特別控除する制度が導入されます。
「古民家流通」は一気に進みます。

一般住宅に旅行者を泊める「民泊」は、国の規制緩和の中身次第ですが
恒常的なホテル不足の現状に加え、
東京五輪を控えて、さらに外国人観光客の流入することが見込まれる中
古民家をどう活用するか?間違いなく大きな議論となるでしょう。

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全国会員大会で大いに学んで頂きたいと思います。
そして各地域に持ち帰って頂き活用頂きたいと思います。