「後継者」問題

     

「半沢直樹」以来・・・日曜日夜の楽しみとなりました。
「ルーズヴェルト・ゲーム」「流星ワゴン」「天皇の料理番」「ナポレオンの村」など。そして今は「下町ロケット」
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最近は池井戸潤氏原作が人気で
「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「花咲舞が黙ってない」「民王」
原作を読んで結論が分かっていても、ドラマはドラマでひき込まれていきます。

下町ロケットは中小企業が大手企業に一歩も譲らず航空宇宙産業に携わっていく・・・。
私たち中小零細企業の人間からすると、シンデレラが王子様と結ばれるぐらいの
ハッピー!エンターテインメントストリーです(笑)
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・主演の阿部 寛がとにかくピッタリ!!

・吉川 晃司は老けたな。。。

・笑点の春風亭昇太は、ムカつく。。。などなど

池井戸ドラマのキャスティングには毎度、感服です。
ドラマはハッピーエンドだから
それはそれとして現実世界の中小企業には様々な問題があります。

大きな問題に『後継者問題』があります。
どこの会社も阿部寛さんみたいな後継者がいれば良いですが
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年間7万社が後継者不在で廃業し、
30万人の雇用が失われているというデータもあります。(2013年)
2015年で3,300万人にいる団塊の世代(現在65〜67歳)
サラリーマンでは退職している年齢ですが
団塊の世代の経営者数は多く、当然、後継者問題は深刻になっていくはずです。

身内や社内に後継者がいれば良いですが
様々な障害もあって、そんなに簡単に継承できるわけもありません。
日本の中小企業継承問題に携わっていくことも必要だと感じるこの頃です。

私は
「企業は地域のためにも永遠なる右肩上がりでなくてはならない。
経営者の最大の仕事は後継者育成」と考えています。
ですから「52歳で会社を後継者にバトンタッチ」しました。
江戸幕府が260年続いたのは「徳川家康の仕組みづくり」だと感じます。

中小企業に吹き始めた木枯らしもう数年で冬がやってきそうです。
(東京オリンピックが終わった頃が危険です)
そこまでに「後継者問題」を語り乗り越えていく勉強会をやりたいと思います。
未来の子ども達の為に・・・大切なことです。