熊本の「古民家」の行方

     

耐震研究会は今回の震災でいち早く現地に入り
「木造住宅の耐震性能は、
1981年より前の旧耐震基準と、81年の新耐震基準導入以降で大きく異なる。
旧耐震基準で建てられた住宅が持ちこたえるのは難しい
土ぶき瓦の古い住宅が道を塞いでいる。
一方、その向かい側の住宅数棟には、
目視では大きな建物被害は確認できなかった。」と報道発表しました。

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このような写真を積極的に公開しています。
屋根は「日本瓦は重たいからいけない」
外壁は「今のサイディング等の方が安全」

この震災を
日本の伝統的住宅が否定されるききかけにしてはならない

東日本の震災から「省エネ住宅」の推進されました。
「住生活基本計画」で「古民家」「伝統工法」が見直された今・・
その反動がきていると強く感じるこの頃です。

古民家が残っている姿・・・熊本にはないのか?
何故、建築家はこのような写真しか消費者に見せないのか?

私たちの新たな戦いはスタートしています。