カーボンフィグゼイション(carbon fixation)運動への取り組み

     

脱・カーボンニュートラル宣言

 木材は炭酸同化作用により
太陽の光を光合成で吸収し空気中の二酸化炭素(CO2)を固定します。
それを焼却時バイオマスエネルギーとして利用するとき
再び二酸化炭素として大気中に排出されます。

カーボンニュートラルとは、
光合成を経て固定されたものが再び
大気中に排出されたとしても二酸化炭素の総量は変わらない、
環境中の炭素循環量に対して中立いう考え方、
【バイオマス燃料などを燃やしても大気中のCO2の増減に影響を与えない】
1997年の京都議定書でこの考え方は広く利用されるようになりました。

 cb6343232348b0e5a736f8364738dfa2

しかし、
2013年に開催された気候変動枠組条約締約国会議COP17の
ダーバン合意でこのカーボンニュートラルの考え方は変更され
「二酸化炭素の固定化」が推奨されるようになりましたが
日本やその他一部の先進国はこの気候変動枠組条約締約国会議から脱会し、
その実現は遠のいています。

これまではバイオマスを化石燃料の代わりに利用すれば
二酸化炭素の排出を抑制できるとされましたが木材などを焼却せずに
そのまま利用すること=「長期間固定する」ことがこれからは世界の常識として
「二酸化炭素削減」、炭素固定(カーボン・フィグゼイション)という考え方です。

私達は「古民家の再築・古材の活用」などの
「持続可能な循環型建築社会の推進」により
未来の子ども達の為に日本の住文化を残し地方創生のサポートへ
「古民家フォト甲子園」「再築大賞」などの取り組みを通じて、
二酸化炭素の削減を推進し素晴らしい地球・美しい日本を残したいと思います。