古民家を時代に活かしていきます

     

居酒屋チェーン大手ワタミが
11日発表した2015年4~6月期決算は、
営業損益が9億円の赤字、純損益が15億円の赤字でした。

いずれも前年同期の赤字幅から拡大しています。
売上高は前年同期比12・5%減の345億円。
不採算店舗を削減したことで、部門の赤字幅は減少しています。

あの「渡邉 美樹さん(現参議院議員)の率いた企業も浮き沈みがある」のです。

介護事業部門の営業損益も1億円の赤字で
施設の入居率は前年同期の84・1%から78・3%に低迷しています。

ワタミはその介護事業の売却を検討しています。
実現すれば200億円以上の案件になる可能性があり
本業の外食事業が顧客減少に苦しむなか、財務の建て直しを図ることができます。

介護事業は「これから厳しくなること」が予想されています。

1、介護希望者は増え続けること
2、介護保健料金は上がり続けること
3、国からの補助金は減る続けること

国の施策でも10年単位で見たときには介護は在宅介護が基本であると思います。
施設重視から、介護は人と人で成り立つ仕事になります。

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これからは

「基本的に自宅で介護をする」
「自分でできることはして訪問介護を受ける」

時代になるんだと思います。施設はもう作り続けることはできません。

今までの常識とは違う新しい「介護のサービス」が誕生するはずです。
私は「在宅介護に注力したビジネス展開」を考えてみたいと思います。