伝える力

     

バングラデシュの首都
ダッカのレストラン襲撃テロ事件で忘れられかけている感のある
イギリスの国民投票から10日経ちました。

朝6時のニュースでは
残留となるという報道でしたが昼ぐらいから一遍。
あまりに拮抗していたからなのか
ネット調査の残留優勢は当てにならなかったです。
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13時頃に離脱派の勝利を伝えると
為替と株価は見たことが無いくらいに変動しました。

国民投票で国の重要な方向性を決めて良いものなのか?

昨年5月に行われた大阪都構想の選挙結果を思い出しました。
賛成 694,844票 49.60%
反対 705,585票 50.40%

まさに似通っています。

今頃、大阪が都に向けて動いていたらどうなっていたのでしょう?
橋下さんも政治に活躍していたのだと思います。

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最近はリグレジット(Regrexit)という
離脱に投票したことに後悔する造語も生まれているようですが

イギリスにとって今回の決断が良かったのか、そうでなかったのかは
これからの歴史が証明します。

理念の共有やリーダーシップが無いと
人は離脱し、徐々に弱体化していきます。これは国も企業も同じです。

理念共有した人をどれだけ増やすことができるか?

リーダーの仕事は「熱く語ること」なんでしょう。数は力です。
『人が採用出来て、人が辞めない会社は存続する』
と言われます。アルプス技研の松井社長(当時)の言葉です。

「理念共有した人の数を増やす」今年後半これに注力していきます。