オリンピックの前半戦を振り返って

     

寝不足です。・・・夜中暑くて寝苦しいのではなくオリンピック。

前半が終わりこれから
サッカーの後半や陸上など。。。。楽しみな競技が続きます。
各TV局は、『金メダル確実!』などとメダル予想をしています。
一昔前までは、オリンピックは参加することに意義が有る!!凄い変わりようですね。

その変わったきっかけが、「報奨金制度」と「プロの参加」の頃ではないかと思います。
報奨金制度は、1992年アルベールビル冬季五輪から日本は導入いたしました。
それまでの日本は、他のアジア諸国と比べても金メダルの数は年々下がっており
力の差をまざまざと見せつけられていました。

そんななか、オリンピック強化委員が報奨金制度の提案をしたそうです。
狙いは報奨金をつけることで、レベルの高い選手の確保と、従来の選手の士気をあげることだったと思います。

その当時は、かなり賛否両論がありましたが、結果、採択されて今に至ります。
(韓国ほど多額ではないです。北朝鮮は負ければ炭坑での労働が待っています)

プロの参加については、主に野球が顕著です。
2000年のシドニーオリンピックから一部プロ選手の参加が認められ、
2004年のアテネオリンピックでは全員プロ野球選手で統一されました。
2000年前後からアマチュアの祭典だったはずのオリンピックが
スポーツビジネスへと様変わりしたように思います。

今回、「バトミントン」で4チームが無気力試合で失格となりました。
「日本の女子サッカー」は予選最終戦で引き分け狙い・・・・
これは無気力試合にならないのか?少し疑問を感じますね。
「一生懸命競技するから、メダルを取るへ・・・」

またもう一つ気になるのが【柔道とJUDO】
日本の柔道は世界のJUDOに通用しない・・・・そんな感じです。
これは、JUDOを武道と考えるか、
スポーツと考えるのかの違いなんだと思います。
組手をしっかりとして戦う柔道を日本は基本とします。
「一本を取る」奇麗な柔道を幼少期から教えます。
しかし
外国では「どうポイントを取るか」を教えるようです。
日本の「武道としての柔道」が「柔道」らしい。
子どもに見せて説明ができる

「スポーツの祭典」「平和の象徴」
から
「経済効果」「勝ち負け」へ・・・・・そんなことを強く感じるのは私だけでしょうか?
そういえば・・・開会式も派手になってきました。
私は、ほのぼのとした閉会式の方が好きですね

後半戦へ・・・・寝不足解消の週末ですね。