2016年7月19日

設計事務所の役割を考える 2

  • 2016.07.19

建築設計界では、デザインビルドに対する反発が大きいです。 日本建築士会連合会、日本建築士事務所協会連合会、日本建築家協会が 国土交通省に「従来のやり方を踏襲すること」の要望書を提出しています。 これはちょっと無理があると感じます。 デザインビルドによって、 設計事務所はこれまで得てきた設計・監理料の売り上げが減ります。 半面、建設会社は これまで門を閉ざされてきた公共工事の設計業務に参入できます。 […]

設計事務所の役割を考える

  • 2016.07.19

コルビジェの「国立西洋美術館」が世界文化遺産になりました。 設計家に名はありますが、施工者の名はありません。 これまで国内における公共工事では 設計と施工を分離して発注するのが一般的でした。 1959年の建設省事務次官通達により 「設計の受託者は当該工事の入札に原則として参加できないもの」 この原則が長く続いてきました。 「公正に」「安く」を確保するため、 発注者は設計者に委託して作成された設計図 […]