大工でなく棟梁へ

     

井上静夫さんは
井上建築と一般社団法人福岡県古民家再生協会を経営しています

還暦を過ぎ・・・これを誰が引き継ぐのか?大きな課題です。
相当な仕事量があります。それ以上の情報量があります。
それを引き継ぎ運営するには・・・。
まずは「静夫さんの考えてること」聞かなきゃ
そして「その想いを理解しなきゃ」なりません。
静夫さんは「大工さん」です。
技術の継承は大事です。これは基本です。
しかし「それでは事業は引き継げない」んです。
今の「大工さん」は
「農耕型ビジネスセンス」がなきゃ無理です。
大工仕事も大事ですが
「社会公共性高き活動」しなきゃ経営していけないんです。
これから2年間掛けて
「後継者」探します、「後継者」育成します。
技術だけでなく、平成の大工棟梁です。心の教育です。

今からスタートして10年で「しっかりバトンタッチ完了」です。
それくらいの『時間軸』で考えないと
このプロジェクトは上手くいかないと私は思っています。