あと一ヶ月です

     

1963年7月26日
愛媛県松山市朝美町(現美沢一丁目)に株式会社愛媛木材市場が誕生しました。

それは「建築ブーム」に乗り年商20億を越え、愛媛県で一番大きな材木屋になりました。
しかし、バブル崩壊・・・・売り上げの急降下・・・借金19億

詳しくは ⇒ カンブリア宮殿

カンブリア宮殿-300x199

「材木屋の原点を再度見つめ直す一ヶ月」にしていきたいと思います。

日本は資源が無いと言われています。
そうでしょうか?

世界で一番の資源は何か?原油でしょうか?
【水】です。【水】の争奪戦は始まっています。
世界で一番の水資源を持つ国は「日本」です

今や私達の当たり前になった「ウォシュレット」が世界の当たり前にならないのは
「水」の問題です。
ヨーロッパでは水道水が石灰分を含んだ飲料にも適さない硬水であり、
これを使用すると含まれている石灰分が内部で凝固し、
ポンプが故障したり、ノズルが詰まるなどして温水が出なくなるトラブルが考えられます。
硬水だけではなく、ほとんどの外国では水道水は飲料に適さないほど、
不純物が多いので、この地方には販路拡大はできないのが現状です。

日本人は「当たり前」のように「世界一の水」の恩恵をうけています。
「安全と水がタダ」と考えられています。しれは世界の非常識なのです。

その水を造っているのは「森林」です。
世界第3位の森林大国…日本。
その日本の山が荒れています。その傾向はこの20年です。
日本の歴史の中で僅かな期間で山が荒廃し、土砂崩れも頻繁に起こります。

その原因は「日本の木材の価格の安さ」にあります。
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日本の木材の自給率は僅か30%。
多くのハウスメーカー・工務店は「外国産の木材」を使います。
その理由は「日本の木材は高いから」と言います。
多くの方は「日本の木材の価格」を知りません。

日本の木材の価格は「たまご」と同じ 詳しくは ⇒ こちら

価格や品質では問題はありません。

山は「安定した共有」の問題は残りますが、
年間10棟くらいまでの大工・工務店・設計事務所にとっては
いい材木屋さんと提携して確保すればいいことになります。

材木屋さんを元気にすることこそが日本の山を元気にする・・・

木のホントのコトを消費者に伝えたい・・・

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その為に「古材」を選択し、全国行脚してホントのコトを多くの方に知って頂く
「住育学校」「木の住まい支援協会のイベント」拡大・・・
「古民家鑑定士」「古材鑑定士」の活躍・・・

「古材屋」「資格屋」としてバカにされながら全国をコツコツと・・・。
父の創業から50年を迎え、二代目として原点を見つめ直す一ヶ月です。