空き家問題に正面から取り組む

     

福島例会・・・・
昨年も12月忘年会にお伺いさせて頂きました。

今回は
「空き家問題にどう立ち向かうか?」
のお話を中心にさせて頂きました。
空き家問題は
人口減少から不動産の市場が縮小し
不動産は海外輸出もできないため
縮小する国内市場での「売れない・貸せない」問題です。
地域住民の消費活動が減り利益が出ないことで店が閉店し
電車やバスなどの公共交通機関が廃線となり
不便さを感じた住民が町を出てさらに消費が減る・・・・
負のスパイラルに陥ることから「空き家問題」は加速しています。
町の活気がなくなれば地方税による収入が減ります。
税収で提供されていたインフラ設備や快適な環境の提供が出来なくなり
先細りは目に見えています。
解決のためには、人口(世帯数)減少という根本的な問題の解決が必要です。
しかしそれは「少なくとも2050年頃までは」望めません。
その役割を担う空き家バンクはうまく機能しているません。
空き家バンクは
主に自治体や委託を受けた団体(宅建士の団体)によって運営されており
空き家の所有者と利用希望者のマッチングをする仕組みです。
空き家バンクは不動産会社が運営する
売り物件・貸し物件の掲載サイトと似たようなものです。
不動産会社に仲介を依頼しても
十分に住めるきれいな空き家ならいいですが
古くなって市場価値がない空き家では積極的には動いてくれません。
仲介手数料は価格に比例するため、安い物件は利益が出ないからです。
営利を目的とする不動産業界に委託してもうまくいくはずない仕組みです。
空き家問題トータルコンサルタントは
「相続問題(ベットの問題含)」「仏壇問題(お墓問題含)「片付け問題」
を総合的にコンサルするの資格となります。
空き家の所有者と利用希望者を結びつけ(これは自治体がやってくれる)
その中でも私たちは「古民家」のみを扱います。(在来等は紹介をしていく)
古民家再生協会は「リフォーム等」に活路を見出します。
(不動産業)古民家活用協会はその「利活用」に活路を見出します。
私たちは新しい時代に挑戦しています。