時代が変わります・・・だから

     
平成という時代は
戦争はなく平和な時代を過ごすことができましたが
成長力の鈍化や人口減社会という新たな課題を解決できませんでした
昭和の終わりには製造業の技術力と価格競争力で米国を脅かすまでになりました。
しかし平成の時代に日本が直面したのはバブル崩壊、
その後遺症といえる金融機関の不良債権問題や長期デフレ
冷戦後の国際政治の激動でした。
グローバル化の進展に伴って
日本は産業構造を変え、成熟国家として社会の形を見直す必要に迫られましたが
過去の成功体験を引きずり、痛みを伴う改革を先送りしている間に
国際的な地位低下と財政の悪化を生みました。
日本は経済規模で中国に抜かれました。
一人当たりのGDPは世界26位にまで落ち込みました。
日本の総人口は2008年をピークに減少に転じ
政府は外国人の受け入れ拡大に動き出したものの
人手不足が成長の阻害要因になり始めています。
国と地方の債務が1千兆円を超え
社会保障制度改革は遅れ、医療や介護、年金などの歳出膨張に歯止めがかかっていません。
反面、文化面で文学や現代アート、ファッションなどで、世界で注目され
映画やアニメーション、漫画、ゲームでも日本は憧れの存在となり
「クールジャパン」への評価は、訪日外国人の増加にも結びついています。
これから世界で存在感を高めていく戦略と努力・・・
難しい問題を一つ一つ解決し、明るい未来を次の世代にひらいていく責任があります。
【令和】の時代もコツコツ
「未来の子ども達の為に持続可能な循環型建築社会の市場創造」
に邁進します。