スターバックスとドトール

     

かつて日本では
ドトールがカフェ業界でのトップでした。
しかし現在は
ドトールよりスターバックスを選択する学生が約7割という結果になったといいます。

ドトールはビジネスパーソン向けのサービスを提供していました(もう変わりつつある)
しかし、スタバは「禁煙」を貫き、
Wi-Fiの提供、コンセントの提供、おしゃれな店内、大きな窓から見える緑など
スターバックスはオシャレで、高級感を感じさせるカフェです。
店内装飾や高価な飲み物などに力を入れることで、ドトールとの差別化に成功したといえます。
お店の中だけでなく、街中でカップやタンブラーを持ち運びながらドリンクを楽しむ、
といったスタイルを産み出したのもスターバックスです。

現在では脱プラの動きを本格化させ
リユーザブルカップや紙ストローへの切り替えを進めるなど
時代の流れに合わせた経営を行っています。
「自宅や職場とは違った」「自分らしく過ごせ」「第三の居場所」の空間提供をしています。

その戦略は喫茶店を
「おじさん達の打ち合わせ・休憩場所」から「若者の勉強の場所、女性のおしゃべりの場所」にすることでした。
ドトールといえば庶民的で入りやすいカフェのままでした
スターバックスのその戦略は「差別化」として見事に成功しています。

SDGs、環境に優しいイメージのない企業は衰退する時代
これは「ブランド創りに有効な手段」であることが言えます。

「トヨタ」は水素ガスでそのイメージを上げていますし
住友林業は「大型木造建築物の木造化」で森林環境貢献・人と健康に優しいイメージ定着を図っています。

C02の削減は私たちの未来に対する責任であり、世の中が私たちに付いてきた気がします。
「古材」「古民家」「新民家」「空き家」など・・・
時代の最先端を走っている私たちの未来は明るいと確信しています