地方の時代=田園都市

     

「デジタル田園都市国家構想」
岸田内閣は
新しい資本主義の実現に向けた成長戦略の最も重要な柱として
デジタル技術で都市と地方の格差の解消を目指しています。

1979年に故太平正芳氏総理大臣は
「田園都市構想は今後長期間にわたって国づくり、社会づくりの道標となるべき理念
人と自然、都市と農村にひとつの視点から新しい光」
物質文明自体が限界にきた。経済中心の時代から文化重視の時代。
田園都市構想は経済に加え教育や文化なども含め人間の生活を豊かにする」
と語っていました。
日本文化の性質を生かしつつ
脱工業文明への転換に対応する創造的なものでなければならないと
衆参同日選挙中に半袖のジャケットで
省エネを呼びかけ全国遊説をしていましたが急死しました。

40年上前に
「経済的な豊かさのみ」から「多様な環境・文化・地方の時代」を目指したのです。
大平氏は生前
「この大事業が私の世代に完成することがなくとも
次の世代が力強く引き継いでくれることを信じている」語っていました。
時代の時計が動き始めました。