私の家の周りには
「はだか麦を栽培する農家」が多くあります。

私の住む松前町(まさきちょう)では江戸時代の享保の大飢饉のとき
松前町の農民「作兵衛」が食糧がなくなっても種麦には手をつけず、
種もみを残すことで多くの人の命を救いたいと願いながら亡くなり
そして翌年、作兵衛の残した種もみをまいて育てた麦は豊作で、
多くの村人が救われたという話が残されています。
今でも義農作兵衛の心を受け継ぐかのように、
盛んにはだか麦が生産されています。
これから1ヶ月してゴールデンウィークの頃には黄金色に輝き

それが終わると梅雨前に田植えが始まります。
今では珍しい「二毛作」が私の家の周りでは行われています。