環境の時代の幕開け

     

一般社団法人ナチュラルキャピタルクレジットコンソーシアム(NCCC)
設立総会が開催され、理事長に九州大学馬奈木教授にご就任頂きました。

SDGsを原動力とし、特に脱炭素価値の評価、分析、 認証及び助言を通じて、
グリーンインフラストラクチャ―等に関する地域創生事業に 係ることで、
二酸化炭素の削減に寄与する事(定款第3条)を目的としています。
その実現の為に「本部機能」「支部機能」をしっかり分けた組織となっています。

【本部機能】
世界に対して、日本の未来を支えることになる環境課題解決。広範囲にわたる
「脱炭素の価値の評価・分析・認証」の実現へ九州大学馬奈木研究室を支えその実現を図ります。
【支部機能】
NCCCの活動を、各都道府県・自治体に理解頂き、
グリーンインフラ(※)等を地域創生事業として広めていきます。
その支部長は本部正会員となります。

「本部機能」「支部機能」が働くことで、国(省庁)を巻き込んだ仕組みとして
その市場創造は進み、二酸化炭素の削減に寄与することが可能となります。
サステナブルなまちづくりを通して自然を資本にして地域を元気にしています。

NCCC設立の意義を多くの方にご理解頂き、
スピード持って47都道府県にその活動が広がるようより一層努力して参ります。

尚、NCCCとシンガポールのAircarbon社とは本総会内で連携を結びました。
Aircarbonは、シンガポールに本社を置く、カーボンクレジットを扱う会社です。
国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局とも提携しており、
UNFCCC認証排出削減量(CER)を通じたカーボンオフセットを促進するため、
世界初の完全デジタル炭素取引所であるAirCarbon Exchange(ACX)と提携。
この提携により、30カ国を代表するACXの顧客は、
カーボン・オフセットを目的としたCERの購入・償却が可能となっています。
ACXは、UNFCCCクリーン開発メカニズムレジストリに登録されたCERを上場する
世界で2番目、アジアで初めての取引所です。

※社会資本整備や土地利用等のハード・ソフト両面において、
環境が有する 多様な機能(生物の生息の場の提供、良好な景観形成、気温上昇の抑制等)活用し、
持続可能で魅力ある国土づくりや地域づくりを進めるもの。