一般社団法人全国木材検査・研究協会(ホームページ引用)

  • 2014.03.15
     

JAS規格の基準

製材JAS規格は、区分ごとに、品質と表示について基準を規定しています
品質基準は、材面の品質(節、丸身、貫通割れ、目まわり、繊維走行、腐朽、曲がり等)、
インサイジング、保存処理、含水率、寸法について規定しています。

表示基準は、表示事項、表示の方法、表示禁止事項について規定しています。
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■乾燥処理について

乾燥処理は、木材に含まれる水分の量を減少させる処理であって、
処理方法には、人工乾燥処理と天然乾燥処理があります。
製材のJAS規格において、人工乾燥処理は、人工乾燥処理装置によって
人為的及び強制的に温湿度等の管理を行うこと、
また、天然乾燥処理は、人為的及び強制的に温湿度を調整することなく適切な管理のもと
一定期間桟積み等を行うこと、と定義されています。

■含水率の基準

人工乾燥処理製材の含水率の基準は、品目毎に温湿度環境に対応した
平衡含水率(おおよそ10~20%)を目安に定められています。
また、天然乾燥処理製材の含水率の基準は、乾燥していない生材状態から、
材が収縮しはじめる含水率30%以下と定められています。

詳しくはこちらを参照下さい

(一般社団法人全国木材検査・研究協会 ホームページ引用)