材木屋が何故【住育】なのか?

     

「住育検定」がスタートします。

http://www.hepa.or.jp/住育検定/

3年余り「先人達の住宅の知恵に学ぶ 古民家鑑定士」を講習してきました。
全国で4500名を超える有資格者が誕生しました。
先人達の知恵は
日本の気候風土に合った家造りはもちろんですが、
長持ちした住宅(現在の住宅寿命は27年ですが、戦前の住宅寿命は70年と言われます)
日本人らしい幸せな 住宅(3丁目の夕日で見るほのぼのとした住宅)です。

現代の建築の常識を学ぶと共に先人達の知恵を消費者が学ぶことで
人生で一番高い買い物『住宅』のあり方を消費者に学んで頂きたいと思います。

住宅業界の視点から住宅を変えることでなく、住宅維新=消費者視点で住宅を変えていきましょう。
それは環境にもいいことであり、日本人のローン地獄からの脱却での豊かな社会の実現でもあります。

私達は多くの方に「住宅の本当に大事なこと」を学んで頂き、消費者意識を高めて参ります。
住宅(不動産)は耐久消費財ではなく財産です。自分自身の財産を自分自身で守りましょう
「家の使い捨てから使い継ぐ時代へ」新しい学び「住育」がスタートします。

私どもは10年前、古い住宅に使われている木材が新しい材料より強度が高い事を知っていただきたくて、
古い木材の再利用の全国流通ビジネスをスタートさせました。
いままで古材(フルザイ)と呼ばれていたものを古材(コザイ)という名前に世の中を変えました。
昔の日本人が持っていた知恵やもったいないという考え方こそが
これからの日本の活性化には必要不可欠なファクターだと考えています。

そして、2012年は良質な住宅と環境を創出し消費者が主体となって
自分の住まいの価値観を持てる新しい資格制度を始めます。
それが衣食住の住まいに焦点を当てた【住育検定】です。