新しい施工基準を作っています

     

再築基準検討委員会(大橋委員長)

が「グリーン建築推進協議会」内の委員会として開催されています。

本委員会では本年「伝統構法の再築工事に於ける基準」を作成し2月に発表します

現在、伝統構法で建築されている建物を改修する多くの場合
建築確認申請を提出しないケースが多いため
「耐震基準」等その改修に於ける基準は有りません。

今回それを「再築基準」として発表させて頂きます。

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その基本は
1、屋根はほどほどに軽く
2、足場固めをしっかり行い
3、腐朽等完璧に直し
4、施工にバネを活用する
という方向になりそうです。

4の「バネ」ですが
通常の耐震補強の場合「金物」を使いますが
「伝統構法」は揺り逃がしの工法ですから
「バネ」が採用されるようです。

「再築施工に関して」は「動的耐震診断」と同じく
伝統資財施工士」に対して指導・付与される予定です。