義捐創造
- 2016.04.19
- 社会公共性
熊本地震の被害が拡大する中
「義援金」と「支援金」という言葉をよく目にします。
この2つの違いはどこにあるのか?
被災した人たちに直接配る=「義援金」
被災者を支援している人たちを支える=「支援金」
どちらも大事な支援で、特徴が異なります。
また「義援金」は間違いで本当は「義損金」だとも聞きます。
本来は「義捐金」です。
「捐」は、「捨てる・投げ出す」 という意味で、
「義」= 大義・公共の ために金を投げ出すのが「義捐金」です。
「義援金」は、戦後の漢字制限(当用漢字表)で、
「捐」の字が表外字とされたために 同じ音の「援」と置き換えられたものです。
「救援金」「支援金」にでもすれば良かったものを 「ギエン」という音に拘った結果です。
どうせなら「義円金」にしたら分かり易かったのに・・・。
今熊本はボランティアに入れない状況のようです。
行政は大口の支援申し込みだけで電話はパンク。
個人の物資支援の受付やボランティアの話までは手が回らないのようです。
水が足りない・・食料が足りない・・ ツイッターで拡散されますが
支援物資が届かないのか 県庁には大量の水と食料があるそうです。
問題は、行政同士の意思疎通と道路状況で 意志疎通がうまくいったとしても、
道路が寸断されているところが多くあります。
今の状況が続けば 「消費税」「W選挙」も遠のくかもしれません。
24日の北海道補選次第でしょうが・・・・
今多くの方の為に何が大事か?
「義」=「大義・公共の為」
「捐」=「自ら捨てる・投げ出す」
創造を真剣に考えなきゃいけません。
今行っても邪魔なだけのような気がしますし
何が出来るようでもないように感じています。
遠方から私の立場で出来ることをして
少し落ち着いたら熊本〜大分に入ってみようと思います。
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