クリスマス・イブ
- 2018.12.24
- 雑学
3連休最終日「クリスマスイブ」
来年から12月23日はおやすみじゃなくなるんですねぇ〜。
すでに「祝日法」が改正され
来年度以降は現在の皇太子さまの誕生日である2月23日が祝日になります。
明治天皇の誕生日は
![](http://www.inouekouichi.com/wp/wp-content/uploads/2018/12/255px-Meiji_tenno3.jpg)
1873年(明治6年)から「天長節・亡くなってからは明治節」として休日で
(戦後)「文化の日」(11月3日)となっています。
昭和天皇の誕生日は「天皇誕生日」で
![](http://www.inouekouichi.com/wp/wp-content/uploads/2018/12/AS20180823000688_comm.jpg)
亡くなってからは「昭和の日」(4月29日)とそれぞれ祝日になっています。
今の「天皇誕生日」(12月23日)は来年から平日に戻る予定です。
天皇陛下が退位され上皇に在位されます。
少なくとも上皇在位中の祝日化は避けるべき・・・がその理由です。
では何故
大正天皇のお誕生日は祝日にならなかったのか?
![](http://www.inouekouichi.com/wp/wp-content/uploads/2018/12/250px-Emperor_Taisho_of_Japan.jpg)
大正天皇の誕生日は8月31日もその時代は休日でした。
大正天皇のお生まれになった時代は
第一次大戦後のヨーロッパやロシアで革命が起きて君主制が揺らいだ時代でした。
日本でも大正デモクラシーなどで
時代に革命を起こそうとする機運が高まっていた時です。
大正天皇は生まれつき病弱だったそうです。
病弱な天皇陛下を失墜させようとする輩が出かねない・・・・・。
政府は天皇の権威を守るため
皇太子(のちの昭和天皇)に「摂政」として皇室のイメージアップを図り
大正天皇死後は新天皇陛下を大いに盛り立てて
大正という時代を忘れさせようとしたようで
国民に早く新しい時代を受け入れてもらうためには
大正天皇のお誕生日を祝日にするということはタブーとなったそうです。
大正天皇が可哀想すぎる・・・。
追伸
天皇家の家内行事の宮中祭祀には「大正天皇例祭」はあります。
今上天皇が自ら、大正天皇の大祭をしています。
このお祭りの日は
お誕生日ではなく崩御された日なのです(やっぱりお誕生日じゃないんだ)
ちなみに、大正天皇がお亡くなりになった日は
なんと明日12月25日です。
-
前の記事
古民家再生に対する想い 2018.12.23
-
次の記事
河野社長のブログに・・・ 2018.12.24