半沢直樹の【倍返しだ!】について考える
- 2013.09.23
- 雑学
半沢直樹・・・最終回でした。
よくこのドラマに対比されるのが
2007年「NHK」で放送された【ハゲタカ】
冷徹な企業買収で“ハゲタカ”の異名をもつ
敏腕ファンド・マネージャー鷲津(わしづ)政彦 。
彼の元上司で企業再生に力を尽くすエリート銀行員・芝野健夫。
対照的な二人の男が 買収ビジネスを巡ってしのぎを削り、
企業を救う最良の方法とは何かを問いかけます。
【人生の折り返し地点はとっくに過ぎています。
でもこれから自分をごまかして生きるには長すぎます】芝野(柴田恭平)の名言です。
「半沢直樹が面白い」と思われる方は・・・絶対にオススメです。
「お・も・て・な・し」には勝てそうも有りませんが
「倍返しだ!」は現代の水戸黄門で「痛快です」
「やられたらやり返す」
人は【生きている証、責任感】で仕事をするのであって
「お金のため」に仕事をしているのではありません。
「お金のため」であれば「半沢直樹は大和田常務に逆らって」はいけません。
【半沢直樹】の視聴率の良さは
【生きている証、責任感】に多くの方が共感してたのだと思います。
「共感しているが普段はそうではいかない」の方が多いのかもしれません。
「お金のため」なら「世の中の常識」に逆らってはいけません。
「よくないことでも目をつむってお金の為に我慢すること」です。
そして「仕返し」はいけません。
「目には目を歯には歯を」と聞くと復讐を勧めるものだと考えるかもしれません。
新約聖書には
【愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい】と書いてあります。
その怒りをパワーに変えることが大事で「仕返しを考える」のは
あまり能動的ではないと思います。
(ドラマ的には「倍返し」は面白いのですがね)
「許す勇気」がもっと大事です。悪いことはそう長続きしませんから。【風景が如く】
私は芝野健夫の
【人生の折り返し地点はとっくに過ぎています。
でもこれから自分をごまかして生きるには長すぎます】
が大好きです