歴史を紐解くと「住教育」

     

「耐震」という基準がまた変わるようです。
その理由は「熊本での地震」が原因です。
建物をいくら強化しても「地盤が悪ければ」意味はありません。
「地盤の良し悪し」を「地盤調査」だけで見るのは無理です。
なぜなら
「地中の中は見えないので未だ解明されていないことが多すぎる」
(ですから地震の予知はできません)

私は「歴史から検証してみる」をもう少し取り入れるべきだと考えます。
地震・・歴史は繰り返されているのです(津波がそうでした)

日本の住宅は平屋で揺り逃しの木造伝統構法でした。
戦後、地震に耐える「耐震」を選択しました。
耐震工法は計算上の構法で、歴史そのものが浅いのが弱点です。
日本が敗戦したので「日本の住文化は否定されアメリカの住文化」は入ってきました。
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耐震工法になり同じく合わせて「真壁構造」から「大壁構造」に変わりました。
これは「高湿気日本」には合いません。
ですから「メンテアンスはプロに任せないとけない」という常識が日本に生まれてしまいました。
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構造材のメンテアンス(確認)できないのですから「日本の住宅は短命」になりました。

住まいは「法律で(想定外以外は)守る」から
「消費者が責任持って選択する」のでいいのではないかと思います。
それが日本人がいい住宅を選択する時代への第一歩だと思います。

今週は「住教育」のスタートとなります。