半歩進んで・・。
- 2016.06.08
- 住育
国土交通省は「住生活基本計画」を10年ぶりに改正・閣議決定しています。
少子高齢化・人口減少等の課題を正面から受け止めた新たな住宅政策の方向性を示しています。
その改正ポイントは以下の3点です
【ポイント 1】
若年・子育て世帯や高齢者が安心して暮らすことができる住生活の実現を目指す
・「若年・子育て世帯」と「高齢者」の住生活に関する目標を初めて設定
・ひとり親・多子世帯等の子育て世帯や高齢者等を対象に民間賃貸住宅を活用した住宅セーフティネット機能の強化策を検討
【ポイント 2】
既存住宅の流通と空き家の利活用を促進し、住宅ストック活用型市場への転換を加速
・マンションの建替え等の件数として、昭和50年からの累計を約500件とする成果指標を設定(過去の4倍のペースとなる数値)
・「空き家」に関する目標を初めて設定。「その他空き家」数を400万戸程度に抑制(新たな施策を講じない場合と比べて約100万戸抑制する数値)
【ポイント 3】
住生活を支え、強い経済を実現する担い手としての住生活産業を活性化
・「産業」に関する目標を初めて設定。住宅ストックビジネスを活性化し、既存住宅流通・リフォームの市場規模を倍増し、20兆円市場にすることを目指す
新しいことを人に先んじて成功させた人は、
先行者利益を享受することができる可能性が広がります。
目の付け所はいいのにタイミングが早すぎて失敗する例は非常に多く
最良のタイミングというものが重要です。
早すぎると失敗するとはいえ、逆に遅すぎてもダメです。
一般にお金儲けに最適なタイミングは人より半歩先といわれます。
一歩以上先を行ってしまうと誰にも見向きされませんが
半歩遅ければただの遅れた人になってしまいます。
「住育」を初めて5年。
やっと「半歩先のタイミング」のように感じます。
今までの「苦労や失敗の蓄積が有るから強くなれる」と信じています。