住教育セミナー折り返し

     

愛媛で【住教育セミナー】
講師は日本長期住宅メンテナンス有限責任事業組合 南山和也氏
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「住教育」は様々な講師が、様々な視点での学びを発信し
住まい手が「選択する力をつけること」大事です。
昨日のセミナーでは

内 容
・シリアリは益虫
・ヤマトシロアリよりイエシロアリは怖い
・熊本地震で「シロアリ被害」があった家は倒壊した(90%以上)
・シリアリは「家を長期持たせる」には避けなくてはならんし
・シリアリ被害は気が付きにくい。目視ではわからない(人の目にはふれない、内部はスカスカ)
・シロアリ被害は開けてみないとわからない
・ベタ基礎でもシロアリは来る
・寒いところにシリアリはいなかったが「外断熱等」で家があったくなったので多くなった
・発泡スチロール系の断熱はよく食べる
・防除が大事(駆除は出てきた後では遅い)
・ベイト工法が有効(罠・待ち伏せ方式)
・プロによる点検をしっかりすることが大事。
・建物を長く使うには1、良質な住宅をつくる
2、長期修繕計画をたてる
3、定期的な点検・診断を行う
4、適切な維持管理を行う
5、全ての記録を残す (←売買するときにこれが大事)
・住宅の価値を落とさないことには「記録をしっかり残すこと」

質疑応答では
シロアリ薬剤は有害では無いのか?

有害です。大事はその量。
例えば塩でも「体重60kgの人が1kgを食べると死ぬ」
全ては量の問題

消費者がシロアリ被害を気がつくには?
→床下に潜って点検する
柱等を叩いてみる(これでは遅いですが・・)

知らないこと多かったです。
来年度はより多くの方に
「住教育」を学んで頂ける仕組みを構築したいと思います。
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