【床下インスペクション】

     

国土交通省は住宅の流通拡大と長期活用を目指して
【インスペクション】(※)に力を入れてこれから増えます。

屋根、壁、・・・そして床下。
床下は大工さんでも中々調査することは有りません。
今まで多くの場合「シロアリ屋さん」が予防のため薬を散布します。
その薬は「あまり身体に良い」とは思えません
その床下には入り「インスペクション」を実施することは危険です。
結局「床下のメンテナンスが出来ない」コトになります。
「床下の湿気、それによる腐朽菌の繁殖による腐り」などによる
住宅の短命化に繋がる可能性が高くなります。

そこで今注目の資格が【伝統防除技士】
一般社団法人伝統住宅防虫防腐対策協会」(永嶺理事長 岐阜市)
が主催している資格です。
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永嶺理事長は「シロアリ屋」さんで「薬を撒いた家は危険です」
と言われます。
これは「シロアリ屋」さんの薬を散布する時の姿を見ると間違いないようです。
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近い将来「その散布禁止」になるようです。
(ネオニコチノイド系の使用が一般的で世界の常識では禁止となっているようです)

家を長持ちさせるには床下の環境は大事ですし、
床下が安全でないとその上の住む空間に不安を感じます。
そこで「薬剤を撒くことなく毎年調査・管理して家の安全と安心を担保する」
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それが永嶺理事長の目指すインスペクションです。
「伝統防除技士資格講習」は
12月は東京で、1月は京都で開催されます 詳しくはこちら

これは世の中の当たり前になる・・・そう思います。

※インスペクション
インスペクション=住宅診断
住宅に精通したインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場から、
また専門家の見地から、劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、
おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行う専門業務のこと