ライフサイクルアセスメント
- 2012.07.12
- 住育
『ライフサイクルアセスメント(LCA)』ってご存知ですか?
簡単にいうと、
ゆりかごから墓場まで、トータルでのコストを考えるもの。
例えば、車。
材料をよりやすく!とか 低燃費!とかではなく、
トータルで一番コストがかからない方法を考える。
これが一番地球にやさしいという考え方です。
この考えでいくと、実は一部のエコカーが
エコカーじゃないという結論になったりします。
他社を利用することも含めて考えますし、
廃車になるまでの一番効率的な方法を検討していきます。
効率的とは、
正確には「一番環境負荷が少ない」が正しい表現です。
では、住宅の場合どうなるのか?
「一番環境負荷が少ない」のは
スマートハウスなのでしょうか?太陽光発電でしょうか?
家を建ててから家族は成長し、別の住まいを持つことが多いです。
最初は4人家族でも一人になることがあるかもしれません。
いい水廻りを購入しても、20年後は古くて取り替えなくてはなりません。
視点を変えると
固定資産税や相続税の問題も発生します。
ゆりかごから墓場まで、トータルでのコストを考えたとき
どのような住宅を建てるのが一番いいのか?
それを「住育検定」で消費者に学んで頂きたい・・・そう思います。
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