空き家古民家の課題解決

     

私は古民家再生をしてきて
「資金がなきゃしょうがないね」と言ってはいけないと考えています。
それは古民家再生(伝統工法)をスタートした時に
「耐震性がないから建て替えた方がいい」と言われていた時と同じです。
自分が住む古民家は自分の資金でやらなきゃならないでしょうから
「ふらっと」や「ビンテージローン」また「DIYの推進」などに取り組んできました。
問題は「空き家古民家」です。
その為に「交付金」や「休眠預金」「寄付」などに取り組んできました。
まだまだその仕組みは進化していきます。
その過程で「空き家に対する国の考え方」が大きく変わってきています。

『移住では抜本的な解決にはならない』ということです。
空き家バンクからの「住みやすいまち」ではその解決にはならないのです。
大事は【発生抑制】【解体促進】【利活用】です。

今国会で審議中の「空き家改正法」でこれからの国の方向性が示されています。



これから
『国と都道府県と連携するリフォーム事業者団体古民家再生協会』
『自治体と連携する地域で構成される空き家アドバイザー協議会支部』
がその課題解決をしていくことになります。