退職後のそろばん勘定

     

高年齢者雇用安定法の改正で、
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年後の2025年までに全ての企業は
希望する従業員を65歳まで雇用することが義務付けられます。

世界屈指の長寿国である日本の場合、
平均寿命は男性が約80歳、女性が約87歳。
余生と言うにはあまりに長い時間が定年後には控えています。

だから働ける間は(特に男性は)働きなさい。
それが今時の常識となっています。
(ロングステイなど出来る人はごく一部です)

退職後の人生をデザインする時大事なのは「平均寿命より健康寿命」
健康上の問題がなく日常生活を普通に送れる状態が幕を閉じる平均年齢で、
日本の場合、男性が約71歳、女性が約74歳で
平均寿命に至るまでの時間は、介護など人の助けが必要になる可能性が高くなります。
65歳まで働いたとして
年金を受け取りながらセカンドライフを満喫できる期間は男性6年、女性9年となります。
(あくまでも平均です)

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雇用延長や生涯現役社会といった言葉に急かされて漫然と働き続け、
動けなくなったら要介護生活、という人生の最期も悲しく思いますよね。

ずっと働きたい人はさておき、
優雅なセカンドライフに憧れ、できるだけ長い期間、その生活を楽しみたいと願うなら、
早期退職も含めた退職戦略が必要になります。

退職後の生活を賄えるだけの収入や貯蓄が確保できれば、
早期退職するのもいいし、
働く目的を収入から興味、やりがいに移してもいいと思います。

私は「民間にも天下り先」を作って、
永遠なる右肩上がりのビジネスを作り上げたい・・と本気で考えています。

住育で多くの方に「考えて頂く機会をつくりたい」と考えています。