「未来の子ども達の為に」できること

     

「住生活基本計画(全国計画)の変更(案)」に関する意見の募集がされています。

平成23年に改正されたこの「住宅に関する法律」は5年ぶりの改正です。

3月に閣議決定されますから
「これから5年間はこの計画で住宅政策の法律・予算・補助・助成が行われる」
ことになる重要な計画です。

その目標4に
1、既存住宅が資産となる「新たな住宅循環システム」の構築。
    そのための施策を総合的に実施
 1 インスペクション、住宅瑕疵保険等を活用した品質確保
 2 インスペクションにおける人材育成や非破壊検査技術の活用等による検査の質の確保・向上

がありこれから「インスペクション」が重要になることがわかります。

そして目標6に
1、良質な既存住宅が市場に流通し、空き家増加が抑制される新たな住宅循環システムの構築
2、空き家を活用した地方移住、二地域居住等の促進
3、伝統的な日本家屋としての古民家等の再生や他用途活用を促進

が示され初めて「国が古民家」を意識頂けることになりました。
すなわち「古民家のインスペクション(古民家鑑定)」が推進され

再築による活用を増やす政策がどんどん出てくることになると考えられます。
NEC_0417
(再築大賞 過去作品より)

時代を変えてきました。
変わったのではなく、能動的に変えてきました。

この計画には12日まで意見することが可能です。
「未来の子ども達の為に」時代をしっかり創っていきたい・・・と思います。