伝統構法の「耐震診断」と「耐震施工法」を作る

     

【限界耐力計算】
これだけが「伝統構法の耐震診断方法」はあまりにもおかしい・・・
「難しすぎるからできる人いないし、お金も時間も掛かりすぎる」
私は「古民家に関わって」そう思いました。
私がある意味古民家に純粋で「建築士でないからそう思ったのかも」しれません。

そこから3年・・・・
「国土交通省は【限界耐力計算】以外認められない」ことがわかりました。
時代を創造していかなくては
「古民家を残すことはできない」ということに気がつきました。
古民家に住む方の「安全と安心を確保したい」(【限界耐力計算】ではやらないから)
と思い塩崎やすひさ先輩に相談しました。
「いいことだが「地震に対して責任を取らなくてはならなくなるよ」とアドバイス頂きました。
しかし、未来の子ども達に「古民家を残し活かす為」にはこの道は避けられない・・。

「再築基準検討委員会」をスタートさせて
園田さんと出会い、毎熊先生を紹介頂き、杉本さんがついてきてくれて、
大森さんから高田先生をご紹介頂き、多くの仲間がリスクをとって診断頂き・・・
「伝統構法のリフォームに瑕疵保険が掛けられる」ところまできました。

あと4年くらいで「国土交通省に認められる」ように努力中です。
出来るのか??それは誰にもわかりません。

安全をしっかり担保できるようにデーターの構築中です

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しかし「誰からやらなければ古民家を残すことはできない」はわかります。

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多くの方が「動的耐震診断」を学んで頂けるようになりました。
今度は「その施工方法の確立」をしなくてはなりません。
建築業界は「真似をする」業界です。
「〈これでいいだろう〉と手を抜く抜く(少しでも安く上げようとする)」業界です。
古民家所有者に「安心していただく施工方法の確立」をしていかなくてはなりません。

今の「ハウスメーカー主導の流れ」を技術ある大工さんに引き戻すには
「個々がバラバラに考えるのではなく、まとまって活動していくこと」が必要なはずです。

【小異を捨てて大局を考える】
私も含めて「業界の意識を変えていく」・・・そんな全国行脚の日々が続きます。

今日は三重にお伺いさせて頂きます。