天候不順
- 2012.07.15
- 雑学
今年、遅くても来年から世界は小氷河期に入る!!」これって本当?
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太陽活動、長期低下の兆候か?
太陽は南極と北極が逆向きの磁場を持つ巨大な棒磁石のような構造で、
約11年の活動周期に合わせてN極とS極がほぼ同時に反転することが分かっているが、
国立天文台と理化学研究所などの国際研究チームは19日、衛星「ひので」による観測で、北極だけがS極からN極に反転し、
南北両極が同じN極になりつつあることを確認したと発表した。
同様の現象は、17世紀後半から18世紀初めに長期間太陽活動が低下し、
寒冷化をもたらしたとされる「マウンダー極小期」でも起きたと考えられている。
近年、黒点数の減少や11年の周期が延びるなどの異変が続いており、
国立天文台の常田佐久教授は
「この状態が次の周期も続くと、マウンダー極小期のような時期に入ったと考えられる」と述べた。
理研の塩田大幸研究員らは、ひのでの高性能望遠鏡で太陽両極の磁場を詳細に継続観測。
昨年10月、北極だけが従来のS極からN極に変わりつつあるのを確認した。
一方、南極は今年3月時点でN極のままで、5月中にも両方がN極になる見込みとなった。
極域の磁場は、太陽活動の指標となる黒点の生成に密接に関連しており、
こうした変化が近年の異変に影響している可能性もあるという。
太陽活動、長期低下の兆候か=北極のみ磁場反転-衛星「ひので」で観測・国立天文台(時事通信: 2012/04/19 より)
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先日までCO2(二酸化炭素)の増加で地球温暖化が進む・・・と言われていたのに
なんと【小氷河期】本当に小氷河期が到来するとすれば,エネルギー需要が高まり
石油や天然ガスなどの争奪戦が始まるというだけではなく,
寒冷化によって農作物の収穫ができなくなる寒冷地では温暖な土地を求めて人々が移動し始めます。
人口増加の問題も加わり「食料危機」が起こるかもしれません。
大変な大混乱と戦争が世界各地で勃発すること・・・も過去の歴史から考えられます
世界史上では,大規模な気候変動によって大帝国が滅びてしまったという例が数え切れないほどあります。
過去の小氷河期では人類は滅亡していませんが、
人口が違い過ぎますからあまり参考にならないかもしれません。
あまり「楽観視」するのも問題ですが「恐怖感」を煽るのも問題です。
「未来の子供達の為に」私達が出来ることを知恵を出して
素晴らしい日本、地球を残していかなくてはなりませんね。
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