木の住まい教室(木のことを知ろう)

  • 2013.12.04
     

日本は世界第三位の森林国です。国土の約70%が森林です。ですから
「水がきれいな国として世界から羨ましがられています。
「資源」=「石油」と思われがちですが、人が生きていく上で一番の資源は
「水」です。日本は森林国でありそれは「水という資源が豊富な国」と
いうことになります。

IMG_3595-429x262

「日本書紀」によると素戔嗚尊(スサノオノミコト)はその御子神(みこがみ)の
五十猛命(イタケルノミコト)を引き連れて、新羅(しらぎ)<当時の朝鮮半島
にあった国の一つ>に天降(あまくだ)り、曾尸茂梨(そしもり)に住みました。

しかし、その地が気に入らず、船に乗って東の出雲国に渡り、そこで大蛇を
退治して草薙の剣を得ました。

はじめ五十猛命が天降ったとき、多くの樹の種を持ってきましたが、
韓地(からち)には植えないで全部日本に持ち帰り、筑紫(つくし)の国
<福岡県>からはじめて、大八洲国(おおやしまくに)<日本>全体に
播(ま)き増やしていって、とうとう国全体を青山にしてしまいました。
だから五十猛命を「有功(いさおし)<功績のある>の神」というのです。
これが紀伊国(きのくに)<和歌山県>に鎮座している大神です。
韓郷(からくに)に天降った素戔嗚尊は、「日本に浮宝(うくたから)(船)
がないのはよくないことだ」といって、お顔のひげを抜いて播くと杉
になりました。また胸の毛を抜いて播くとこれが檜(ひのき)になりました。
尻の毛は柀(まき)になり、眉(まゆ)の毛は楠(くす)になりました。
「杉と楠は浮宝の用材、檜は宮殿の用材、柀は奥津棄戸(おきつすたへ)に
将(も)ち臥之具(ふすのぐ)【棺材】にせよ、また食料として木の実を
たくさん播き植えよ」と仰せになりました。
この五十猛命が現和歌山市伊太祈曽(いだきそ)の伊太祁曽(いたきそ)神社
のご祭神で「木の神様」とされています。 (以下 略)

木の住まい教室 教本より 住育ライフから抜粋

木の教本に書かれていることは
「造り手」が「住まい手」に必ず伝えていかなくてはならないことです。

木材のコトは「造り手」もあまり知りません。

昨日も「国産材は外国材より高い」と言われた建築屋さんがいました。
コチラをみてみてください

それは間違いだ。。。ということが解ります 価格の比較はこちら