「木の住まい教室」

  • 2013.12.27
     

毎月開催される【木の住まい教室】
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1月は第3回【木を科学する】です。

Q
葉が針のように尖って長いマツやスギなどを針葉樹、
平たく丸みを帯びた葉のサクラ、ケヤキなどを広葉樹と呼びます。
針葉樹と広葉樹、成長が早いのはどちらでしょうか?

A
針葉樹です。
生育する温度や湿度によっても異なりますが、
針葉樹はだいたい40〜60年ほどで建築材料として使える木に育ちます。
針葉樹は育つのが早く、加工しやすい ため、木造の家を建てる目的で、戦後大量に伐採されました。
また、昭和30年代に「拡大造林」という方針によって植林が促され、
針葉樹の人工林は全国に広がっています。
一方、幹が太くゆっくり育つ広葉樹は、一人前の木になるまでに150〜200年かかると言われています。
あまり植林はされていません。
材質が硬いので、私たちが生活の中で触れる家具やフローリング材、楽器などによく用いられています。
建築用資材が「針葉樹」、床材や家具等の材料は「広葉樹」だと考えられたらいいと思います。

など・・・・
当たり前のことを解りやすく解説していきます。

各地で「木のソムリエ」の開催する「木の住まい教室」にご参加下さいませ。