メルマガから 17

     

しばらく海外で投稿ができないので
「メルマガ」のおさらいを・・・・。
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多くの自治体さんにお伺いして
その未来の地域活性化の難しい自治体さんは
「その自治体職員さんがその自治体に住んでいない」
これ結構多いです。(是非、調べてみてください)

子どもが育って別の地域の高校に行くから引っ越しをする・・・
・子どもを遠距離通学にするか?
・親(自分が)が遠距離通勤するか?  の選択
それは現実で「郷土愛」が薄れるのはしょうがないとも思います。
しかし
税金で給与もらって、他の自治体に納税するには如何かと思います。

ふるさと納税でも同じことを思うのですが
ふるさと納税は
都市集中型社会における地方と大都市の
格差是正・人口減少地域における税収減少対応と地方創生を主目的とした
寄附金税制です。お肉やお米を頂く為の仕組みではありません。
しかし
「趣旨が違う寄付行為(モノを貰う)が8割以上」なんだそうです。
ふるさと考えるなら「最低でも1度はその地に行こうよ」と私は思います。

また
自治体職員さんが他の自治体さんに納税するならそれこそ
「返礼品無しのふるさと納税しなきゃいけない」ように私は思います。

この2つの事例のようなことが
「日本の未来をダメにしちゃう」のかもしれません
「未来の子ども達の為に地域に何が残すことができるか?」

私は「【粋】な考え方」が大事なんだと思います。

【粋】は「いき」とも「すい」とも読みます。

【粋(いき)】は、本来「意気」と書きます。
さっぱりとした気立てで、あかぬけがし、色気もただようこと。
そういう感じのする身のこなし・様子。人情の機微に通じ、さばけているさま。

『粋だねェ〜』ちょっと洒落た褒め言葉として使われることも多いです

【粋(すい)】と読むときの意味は
まじりけのないこと。また、そのもの。純粋。
すぐれているもの、えりぬき。世情や人情に通じ、
ものわかりがよく、さばけていること。

「いき」と「すい」は、どちらも江戸時代における美意識を指す言葉だそうです。
「いき」と「すい」の意味どちらにも「人情」という言葉が入っています。
「さばけている」という言葉も入っています。
情に厚く、でもサッパリとしている人・・・・よく「江戸っ子」と表現されます。

言葉というのは奥が深く、
長い歴史・時代を経て、その姿や意味合いは変化しているかもしれません。
受け継がれた言葉を、時を越えて『尊い』と感じる、その心は今も変わらない。

メルマガを言葉として長く書かせて頂いて、
それは学びにもなり、少し成長できている気がしています。
「未来の子ども達の為に何を為せるか」真剣に考えられる年齢になりました。