地方創生に大切なコト
- 2015.09.22
- 雑学
「人材の育成」です。
先週末までオンエアーされていた「ナポレオンの村」
原作は
『ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?』
(作者: 高野誠鮮)
頑張るんだけど
↓
何らかのアクシデントが起こり、もう駄目かも…ってなって
↓
それでも諦めずにやり遂げる
これです。これは「人がやること」なんです。
何故「諦めずにやり遂げる」ことができるか?
「未来の子ども達の為でしょう!!」
この物語は「石川県羽咋市神子原地区」
羽咋市役所の公務員・高野誠鮮さんの仕事ぶりが原作です。
「ローマ法王に米を食べさせた男」によれば、
「村おこし」以前の神子原地区の高齢化率は54%。
冬場は2メートルの雪が積もり、
耕作放棄地が46haも存在 する農業を続けるには厳しい土地です。
若い人は次々に都会に出て行き、
集落は今後高齢化に伴い消え行く未来が目に見えていました。
「スーパー公務員」と呼ばれるまでになった高野さんの行動力、
アイディアもあり、現在の神子原地区はIターンの若い移住者が増えて
限界集落の状態を脱し、
あのローマ法王に地元ブランド米
「神子原米(みこはらまい)」を献上するまでになっています。
最初高野さんは博物館の建設に携わります。
「コスモアイル羽咋」はヴォストーク帰還用宇宙カプセルが展示されています。
レプリカだと1億6千万かかるそうですが、
高野さんがアメリカまで行って交渉の末本物を1000万円で購入したそうです。
レプリカでは時間経過とともにサビてしまうんです。
そして高い金額の割に維持費も掛かるという欠点もありますが、
逆に本物は時とともに価値も上がります。
高野さんはアメリカに3ヶ月ほど滞在し時はNASAと交渉したそうです。
今では「コスモアイル羽咋」は年間20万人の来場者もあるとのこと。
羽咋市の重要な観光スポットになり
高野さんを面白く無いと思った上司が
「お前なんか農林課に飛ばしてやる!!」
ということで農林水産課に配属され、
「ローマ方法に米を食べさせた男」という
熱い人間ドラマが始まったのです。
ナポレオンの名言
・勝利は、もっとも我慢強い人のものである。
・環境など何でもない。 環境とは、自分でつくり出すものだ。
なるほど!!
-
前の記事
新民家の定義 2015.09.21
-
次の記事
シルバーウィーク最終日 2015.09.23