【山】をどう考えるか?

  • 2012.07.18
     

今回の九州北部の集中豪雨、このようなメール頂きました。

・・・・(前略)・・・・・・・・・・・・・・・・・

私の前までは、どうにか回り道してこれますが、道路が狭く
これに雨でも降れば、がけ崩れが心配されます。
危険だらけで、少しの雨でも心配です。
これは、山間部に成ればなるほど危険な状況ですね。
地盤が緩んでるため、雷の音でも気が気ではありません。

山が長いこと手入れがなされてこなかったのも、一つの要因でもあると思いますね。
このところ、山林を切り開いたため、雨の保水力が亡くなり、一気に下流に流れます。
下流の被害があるのも、一つかなのかも知れません。

一番今心配してることは、お年寄りな方が山の水の流れが変わったと言われます。
これは、数年前からだと言われます。
言われてみればそうです。
今まで流れてた雨水が、全く流れてこないのが気になると…
嫌な予感がしてなりません。がけ崩れが心配です。
今から、台風シーズンが来ます。何事もないことを祈るばかりです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(抜粋)・・・・・・・・・・・・・・

水・・大事ですね。その源は【山】にあります。
【山】は【樹】次第ですね。

私は
その【樹】が手入れされないことに危惧してきました。
それは「材木屋が日本の大事さを消費者に伝えないから」だと思います。

材木屋は配達や見積もりが仕事でなく、その前に「木を愛すること」だと思うのです。
それが無くなると【山】は荒れてくる・・・と思います。

【山の再生】には50年掛かると思います。
だから今、スタートしなくてはなりません。

私達に出来ること・・・・一昨年の原発事故と同じく、日本の将来を考える上で
【山の再生】は、非常に大事なことだと思っています。