大工さんの心意気
- 2012.06.22
- 伝統
滋賀県の大森大工さんの仕事を見せて頂きました。
「有限会社大森大工」という企業でその会社名からも「技術にこだわる」姿勢が伺えます。
大工として初代
中学2年生から近くの大工さんの仕事に魅せられてアルバイト
中学卒業この仕事に本気で一生の仕事にしようと弟子として入りました。
独立してからはどんな苦しい時も【下請けはしなかった】
それは「自分の作品が残らない。自分の為にはならないから」ないときは子どもつれて堤防を歩いていた。
「人と同じことをしない。だから勉強は相当しましたよ」
「大工として当たり前のことをしているだけです。正直に仕事をすれば仕事は来ます」
刻みはプレカットは使わない手刻みです。
「若い大工を育てていくにはプレカットはできない。親方に教えてもらった技術だからもう教える歳になったんですよ」
今仕事が有るのは、解体したときに必ず「もったいないから使いましょう」と説得するから。
「あと継ぎが居るからやりがいもあるし楽しいですよ」
滋賀で大森さんにお願いした住宅は100年後に価値のある古民家になります。
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