おかしな現象です
- 2016.04.05
- 社会公共性
大企業は最高の利益を上げ
中小零細企業は「アベノミクス」の恩恵を感じない・・
そんな中、信じられないかもしれませんが・・・
今年度の給与の賃上げ平均額は
中小企業の賃上げ額が大企業を初めて上回りました。
自動車や電機などの労働組合で構成する金属労協によると、
労使の交渉が終わっている企業の賃上げ額の平均は
1000人以上の企業では1122円、
300人以上999人以下の中堅企業は1128円、
299人以下の中小企業は1281円でした
規模が小さい企業ほど、賃上げ額が大きい結果です。
背景について
労働力が減る中、働き手を確保するには、
「業績が厳しくても、大手との賃金格差をこれ以上放っておけない」
という中小企業の危機感があったようです。
また
大企業は非正規社員、
中小企業は正社員が多いのが当たり前になってきました。
長い目で見た場合
私は「正規社員が多い企業」の方が強くなると思います。
日本は世界一の「企業長寿国」です。
それを支えてきたのは「終身雇用」「年功序列」です。
それは「日本の企業文化」でもあります。
【強い企業】は
「理念共有された人が集まること」から生まれます。
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